ニュージーランド

ニュージーランド絶景スポット!【コロマンデル半島 カセドラルコーブ】行き方・見どころ まとめ

ニュージーランド・クイーンズタウン在住のNina(@NinaHisako)です!

 

ニュージーランドに数ある絶景スポットのひとつ、北島コロマンデル半島「カセドラルコーブ」について紹介します!

 

映画「ナルニア国物語」撮影ロケ地ともなった国内随一の海辺の景勝地。自然が長い年月をかけて作り出したトンネル状の岩のアーチが神秘的。そこにたどり着くまでのハイキング道のりも、青い海のパノラマが広がり最高です。

 

オークランドから日帰りでもいけるので、ぜひぜひ足を伸ばして訪れてみてほしい場所です。

 

この記事でわかること

  • カセドラルコーブ見どころ
  • ウォーキングトラックについて
  • ビーチやウォーキングトラックの設備
  • 行き方・駐車場
  • 注意点

カセドラルコーブ 見どころ

大自然が作り出した岩のアーチと美しい海

カセドラル (Cathedral) は「大聖堂」という意味。その名の通り、長い年月をかけて波によって削られた岩がアーチ状になっています。自然がこんなに大きなトンネルを作り上げたなんてただただ驚き。

神秘的なアーチだけではなく、コバルトブルーの海の色や、不思議な形をした巨大な岩にも目を奪われます。

辿りつくまでの絶景ウォーキング

カセドラルコーブへは、「歩き」または「ボート」でしかたどり着けません。私たちは歩いてハイキングを楽しむことに。(NZではかなり有名な観光スポットですが、ハイキングしていくとは知らず、実際に行く前日までは、駐車場から歩いてすぐの所で見れるのかなと勝手に思っていました)

断崖の上にウォーキングトラックが整備されていて、歩き始めてすぐにこんな絶景が広がっています。目の前に広がる青い海に感動!写真をとるのに忙しい。

ウォーキングトラックについて

(トラック入口)

 

ビーチにたどり着くまでのウォーキングトラックは、アップダウンがあるのでいい運動になりますが、整備されているので歩きやすいです。中にはジョギングしている人も。体力に自信のない方でも、ニュージーランドの美しい景色の中、ところどころ休憩しながら行けば思っているよりも早く着くと思います。片道40分前後という気軽さにもかかわらず、かなり贅沢な景観を楽しめるコース。写真には収まりきらないので、ぜひご自身で歩いて見てほしいです。ハイキングは無料です。

1歳の娘をおんぶしていった。もっと小さい子を抱っこして歩いている家族もたくさん。

果てしなく広がる青い海のパノラマにうっとり

コースのど真ん中から生えていた不思議な木

辿り着くとそこは秘境ビーチ

絶景ウォーキングを楽しみながらいい汗をかいた頃、最後の階段を降りていくと入江にある秘密のビーチ。私の写真では伝わらないのが残念&お正月の観光ピーク時で人は多めでしたがめちゃくちゃ素敵なビーチが広がっています!不思議な形をした巨岩には、鳥が休んでいたり、ツーリストがそこから海に飛び込んだり。

 

ビーチを左手へ歩いていくと、お目当のカセドラルコーブが。

中はとても神秘的な雰囲気。この大きさのトンネルができるなんて、あらためて自然のパワーに驚かされます。

トンネルを抜けて向こう側へ行くと、そこにも広がる美しい青い海。ビーチに寝転んでのんびりする人や、泳ぐ人たちで賑わっていました。波はありますが強すぎず、天気がよかったこの日は泳いでいる人たちがたくさん。

岩のトンネルを抜けた向こう側のビーチ。こちら側のほうが、より海水が透明に見えました。

キラキラして綺麗!!

 

我が家も娘と一緒に砂遊び。

行き方

カセドラルコーブは、ニュージーランド北島のコロマンデル半島にあります。日本からの直行便も出ているオークランドからは、車で約2時間半(175km)。最寄りはハーヘイ(Hahei)という小さな町で、そこから約1.4キロの所にウォーキングトラック入り口があります。もしくは車で30分のフィティアンガ(Whitianga、レストランやスーパーなどがあり観光拠点となる街)の港からは、ボートツアーも催行されています。

レンタカー & 駐車場の注意点

車でハーヘイまで行く→ハイキング

駐車場は2箇所

  • 最寄りの町ハーヘイにあるHahei Villege Carpark(以下マップの下部分、赤く塗られた箇所)
  • ウォーキングトラック入り口付近にある駐車場 Grange Road Carpark(以下マップの上部分、赤線で囲んだ箇所)

時期によって、入り口付近のGrange Road Carpark駐車場はクローズされるので事前に確認しておきましょう。

10月1日〜4月30日

この期間は、最寄りの町ハーヘイにあるHahei Villege Carpark(地図の赤い部分)に駐車。ウォーキングトラック入り口付近にある駐車場 Grange Road Carparkは下車のみ可となり、駐車スペースは無くなるので停められません。

駐車場からウォーキングトラック入り口までは、往復送迎シャトルバスに乗るか歩いていくかのどちらかとなります。

【送迎シャトルバス】

  • 往復料金:大人NZ$5、子ども14歳以下 NZ$3、ファミリー[大人2名+子ども14歳以下 2名まで] NZ$10
  • 事前予約不要、乗り場の券売機でチケットを買うか、現金でドライバーに直接支払い
  • 9:00〜18:00まで20分おきに運行(2019年時点での情報なので、最新情報は確認してください)

歩きの場合

Hahei Villege Carparkからウォーキングトラック入口までは、歩いて30分ほどの距離(2km)。まあまあ上り坂です。

ウォーキングトラック入口からカセドラル・コーブへも往復80分ほどのハイキングとなるので、それに追加で往復1時間も歩かなくていいよという人はシャトルバスに乗りましょう。

私たちは途中の景色も見てみたかったので駐車場から入口まで歩きました。途中のハーヘイ・ビレッジにある売店(駐車場から徒歩5分)に立ち寄ったり、高台からハーヘイ・ビーチ(Hahei Beach)を眺めることもでき、景色がめちゃめちゃよかったです。↓

(美しい青い海を見ながらウォーキングトラック入口まで歩いた。左手に写っているのはシャトルバス)

 

5月1日〜9月30日

ウォーキングトラック入り口付近にある駐車場 Grange Road Carpark(有料)、もしくは最寄りの町ハーヘイにあるHahei Villege Carparkが利用可能

 

(↑ウォーキングトラック入り口、Grange Road Carparkに設置してある看板。夏季は使用不可と記載)

 

車でハーヘイまで行く→ボートに乗る

カセドラルコーブは見たいけど往復1時間半も歩きたくないという方は、ハーヘイからカセドラルコーブまでボート(ウォータータクシー)に乗るという方法もあります。ハイキングだと片道40−45分の道のりが、ボートなら10分。片道大人NZ$15、子どもNZ$10と料金もリーズナブル。透き通ったコロマンデル半島の海を間近に眺められるのはすごくよさそうです!

ただボート運行は時期や天候によるので、必ずしもカセドラルコーブがあるビーチに上陸できる訳ではなく、海から外観を眺めるだけになることもあるようです。予約は不要とサイトに書いてありますが、チケットを買う前に、天候や運行状況を催行会社に直接確認してください。運行会社サイト

実際にカセドラルコーブのトンネル内へ入りたい、ビーチでのんびりしたいという場合は、やはりハイキングで行くのが確実です。

日帰りツアー

オークランドから日帰りで参加できる日本語ツアーもあるようなので、色々調べたりするのが面倒、レンタカーはしない、という人はツアーに参加するのが一番手っ取り早いと思います。

その他:長距離バス、ボート、カヤックツアー

インターシティ社の長距離バスでWhitianga(フィティアンガ)という街へ。そこから、Hahei行きのシャトルバスを運行している会社があるようです。

もしくは、ハイキング以外にもWhitiangaから出ているボートツアー(船底がガラスで海の中が見える&シュノーケルできるものなど(参考サイト)、数社がツアーを催行しています。ビーチに上陸してトンネル内に入ることができるのかは直接催行会社に問い合わせを。

Haheiから参加できるカヤックツアーなどもあるので、興味がある人は現地の観光案内所で問い合わせてみてください。

行く前に知っておきたいポイント

歩きやすい靴&少々濡れてもいい服装で

トンネルを向ける時にはこんな感じの波打ち際を歩いていくので、水に若干濡れてしまっても平気な服装で行きましょう! 長いスカートやおしゃれ靴を履いている人は大変そうでした。だいたいみんな、ビーチに到着後はスニーカーを脱いで裸足で砂浜を歩いていました。ウォーキングトラックはコンクリートで舗装された歩きやすい道なので、ビーサンで歩いている人もちらほら見かけましたが、往復1時間半ほどは歩くので歩きやすいスニーカーを履いていくのがいいと思います。

行くタイミング:干潮と満潮の間くらいがおすすめ

満潮時だと、水量が増えてトンネルを抜ける時にかなりざぶざぶ水の中へ入って行くことになりトンネルの向こう側へ行くのが大変そう(もしくは行けない可能性も?)なので、干潮と満潮の間くらいに行くのがいいのではないかと思います。

そのタイミングなら、砂浜と波がいい具合のバランスになった写真が撮れます。

 

満潮・干潮タイミングはこちらのウェブサイトで調べられます。(日付ごとに分かり、左側に書いてある LがLow tideで干潮、HがHigh tideで満潮という意味です。)

コロマンデル半島の街のiSITE(アイサイト)など観光案内所でも確認でき、宿泊先に掲示してある場合もあります。

お水をたっぷり持って行こう

ハイキング途中やビーチに売店はありません。特に観光ベスト時期でもある12月〜2月の夏シーズンは、日差しも強く暑いのでお水の準備(往復分)をお忘れなく!

ハーヘイという町にある売店が、ハイキング開始前に最後に水を買えるチャンスです。駐車場から、ウォーキングトラック入り口まで送迎シャトルを利用する人は立ち寄れないと思うので前もってお水を準備しておきましょう。

カセドラルコーブ到着後の軽食やおやつなどもあるといいと思います。

紫外線対策をしっかりと

ウォーキングコースでは影がない所もけっこうあり、ニュージーランドの紫外線は日本より強いので日焼け止めや帽子でしっかり対策しましょう。

子連れはベビーカー持って行くのはおすすめしません

舗装されたウォーキングトラックですが、最後に長めの階段があります。小型軽量ベビーカーをたたんで持ってあがるのが苦にならなければいいですが、そうでなければビーチも砂浜だしベビーカー無しのほうが邪魔にならなくてよさそうです。(ベビーカー持って来てる人も、かなり少数ですがいることはいました。暑い中ベビーカー抱えて大変そうでした。)

我が家は、子どもを背中におんぶして歩けるグッズを利用しました。ハイキングが盛んなニュージーランドでは、こういうのを使って子連れで歩いているファミリーがたくさんいます。

父の背中に揺られて、娘は帰路で爆睡。

トイレ

ウォーキングトラック入口と、ゴール地点のカセドラルコーブがあるビーチにはトイレがありますが、歩くコース途中にはありません。

まとめ:ビーチ&ウォーキングが絶景!またゆっくり行きたい

カセドラルコーブは、コロマンデル観光のハイライトとなりました!カセドラルコーブの素晴らしさはもちろんのこと、そこにたどり着くまでのハイキングが想像していた以上の絶景。今回は、周辺を散策するため長めに歩き回ったりとスケジュール都合でビーチには短い滞在時間となりましたが、ぜひ次回はお弁当やお酒を持参してビーチでゆっくりしたいと思います。ハーヘイに滞在して、朝9時前など混雑を避けて人が少ない時間帯にカセドラルコーブへのハイキングをしたり、成長した子どもとカヤックツアーに参加するものもいいなと考えています。本当に、景色がめちゃくちゃ素晴らしいのでみなさんもぜひ訪れてみてください!

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