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【2019 ニュージーランド・パートナービザ書類 & 費用まとめ】実際に何度も申請した私がポイントを解説

 

これまで私が何度も申請したニュージーランドのパートナービザで、実際にオンライン提出した書類・気をつけたいポイントについてまとめました。

結婚していないカップル同性どうしでも、ニュージーランドは2人を「パートナー関係」として認めてくれるんですが、どんな書類があれば2人の関係を証明できるんでしょう?

「正真正銘・偽りなく、安定した関係」と認めてもらう主なポイントは2つ

  • 一緒に住んでいること
  • 資産(お金)を共有していること

書類の用意は面倒ですが、このポイントを押さえれば心配しすぎる必要はないと思います。

ツメが甘かった私たちは結婚前のカップル時代、パートナービザ申請時に「2人の関係を証明するには書類が不十分なのでこのままではビザをあげられない」と一度ツッコミが入ってしまったことが。その時も、ポイントをおさえた資料を追加で用意すれば無事にビザがおりました。

わたしが今まで提出した書類と体験談をこの記事でシェアします。

ビザ条件はあっという間に変更されます。最新情報は必ずニュージーランド移民局サイトをご自身で確認してください。日本語でネット上にある情報はあっという間に古いものとなってしまうので、うのみにせず必ず英語でも情報収集を。

ニュージーランド移民局公式サイト

この記事を書いた人

Nina
Nina
ニュージーランド・クイーンズタウン在住のNina(@NinaHisako)です。

高卒の日本人旦那(ポンコツダディーたけ )と一緒に、ニュージーランド永住権取得に向けて挑戦中。

今は、ワークビザで大工として働く旦那のサポートを受けて、就労可能なパートナービザで滞在しています。結婚前、彼氏&彼女だった時から何度も、ワークビザ+パートナービザの申請を経験しました。

「パートナー」の定義

ニュージーランド移民局が定義するパートナーとは、継続・安定した関係にあり一緒に住んでいるカップル」のこと。結婚していなくても、同性どうしでもOKです

  • 結婚していないカップル(事実婚 de facto)
  • 結婚済みカップル
  • 異性・同性とわず(NZは同性婚が合法)

この国では、事実婚は婚姻関係と同等に扱われるので、しっかりと2人の関係性を証明できればパートナービザを取得できます。(サポートする人が条件を満たしている必要あり)

ビザ申請に必要な書類

顔写真データ

撮影してもらう、もしくはデジカメやスマホで撮ったデータをアップロード。(印刷してある写真を撮影するのはダメですよ)

  • 縦横の比  4:3 (縦長)
  • 画質 900×1200〜2250×3000ピクセル
  • ファイルサイズ 500KB~3MB

規定サイズに合った解像度の高い写真なら、自分で撮影したデータを使用するのはOKです。

ただ、サイズや顔の写り方、光の当て方など色々な条件を満たさなければ写真を送り直すこととなり、その間は申請したビザの審査もストップ。なので移民局は、プロに撮ってもらった写真を使う方が写真を受理されやすいですよ、とおすすめしています。

私は、自分で撮影したものを送りました。使ったのはPassport Photoというスマホの無料アプリ(英語)。

  • アプリをダウンロード Passport Photo
  • アプリを開いて最初のページ Create a new passport photoを選ぶ
  • 各国の写真サイズ一覧 New Zealand(35 x 45 mm)を選ぶ
  • Take a picture with the cameraを選択
  • スマホの内カメラで撮影(画面に枠が出てくるのでそれに顔がおさまるように)
  • 撮った写真を確認したら、画面右下の矢印ボタンで次ページへ
  • 写真を加工できるページが出ますが、特に何もしない(加工しすぎると不受理になるので)。画面右下の矢印ボタンで次ページへ
  • 1枚の写真を選んで、保存したりパソコンにシェアできます
  • あとは写真データをオンライン申請ページにアップするのみ
  • 注:JPGファイルでアップロード(このアプリで撮った写真をスマホからPCに送るとすでにJPG形式になってました。もし違った場合は、「PDF(その他の元のファイル形式を入力)からJPG」などと検索すれば、無料でサクッとファイル形式を変えられるサイトがいくつも出てきます。)

移民局ウェブサイトに写真サンプルがたくさんあったので、参考にしながら自宅で何度か取り直しました(背景は無地&真っ白はダメ、明るすぎず暗すぎず、顔に髪がかからないようになど)。もしこの写真が却下されたらプロにお願いして送り直すつもりでしたが、これで無事に受理されました。(カメラはiPhone8 plus)

女の人はふだん写真加工アプリで自分の顔を撮ることも多いと思うんですが、この場合は加工なし。私こんな顔だったっけ、、とちょっとゲンナリするくらいハッキリ写ったものを申請に使いましょう。

サイズの条件や写真サンプルなど、詳しい情報は移民局公式サイトのページから確認してください

パスポートの顔写真・名前などが載っているページ(自分とパートナー両方)

該当のページをスマホで撮影し、その写真データをアップロードすればOKでした。

無犯罪証明書(警察証明)

以下どちらかの方法で取得

  1. ニュージーランドから日本領事館を通じて取得→手元に届くまで2〜3ヶ月はかかるので、前もって用意しておくこと
  2. 日本へ一時帰国した際に、各都道府県の警察で申請
  • 取得の費用は無料
  • 有効期限は発行されてから6ヶ月。ビザ申請のタイミングを考えて準備しましょう。
  • 前回のビザ提出時から2年以内であれば、提出不要

必要な書類や予約方法など詳細は、ニュージーランド領事館ウェブサイト(北島と南島で管轄が異なる)、もしくは日本の警察に直接確認をしてください。

NZ滞在に十分な資金がある証明

銀行の残高証明

預金口座の残高が記載されたページを印刷・スキャンしてデータにしてアップロード(パートナービザを申請する本人名義の口座もしくはパートナーとの共同名義口座)

できれば2人が付き合っている期間すべて〜もしくは最低でも過去6か月分を提出。

雇用契約書

ビザをサポートするパートナーの給料額が書いてあるもの(会社にお願いして、データを送ってもらう)

健康診断書(General Medical Certificate)と胸部レントゲン(Chest X-ray)

指定の病院(Panel physicians)で検診を受けて、健康であることを証明する必要があります。≫NZ移民局の該当ページ

  1. 最寄りの病院をこちらから検索(住んでいる国名を選んで “Search”ボタンを押すと地図で表示されます)
  2. 事前に予約をとる

私が検診を受けたNZクイーンズタウンQueenstown Medical Centreでは、ビザ用の検診を予約するには直接窓口へ行き、パスポートを提示しないとドクターとの予約ができない決まりでした。支払いも全額そこで事前に済ませ、万が一当日行けなくなった場合はキャンセル料金が発生するので注意(詳細)。予約後すぐにその場で血液検査を受け、その結果をもとに後日ドクターから検診を受けるという流れでした。eMedicalというシステムが使われており、結果はすべてオンラインで移民局に届くようになっているので当日はパスポートを持って行くのみ。

胸部レントゲンは、同じクリニック内ですが別機関なので、窓口で別に予約が必要になると思います。

予約方法や検診時に必要な書類は、最寄りのクリニックに確認してください。

General Medical Certificate

ドクターとの検診内容はオンラインで移民局と共有されるので、ビザの申請時にはドクターからもらうコードを入力するのみ。検診が終わったら、NZERというコードをくれるはずなので無くさないように。(万が一、あとでコードが分からなくなった場合、検診を受けたクリニックの名前を入力できるようになっていました)

Chest X-ray

レントゲンの結果は、直接移民局へ送られます。

どちらも、前回の最後のビザ申請時に提出してから36か月以内であれば有効なので、特に求められない限りは再度提出する必要はありません。

前回の検診時に健康状態に何か問題があった場合などは有効期限内でも再検診が必要になったり、有効期限によっては、検診かレントゲンどちらか一方のみ提出が必要になることもあります。

この検診にけっこうお金がかかるので、健康診断とレントゲンの有効期限内に次のビザを申請すれば数百ドルの節約に!

前回のビザで提出したか思い出せない場合は、移民局に直接電話して確認してもらいましょう。(待ち時間が相当長いので、どこかにメモして記録しておくことをおすすめします。。)

「2人の関係が正真正銘で安定」&「一緒に住んでいる」ことを証明する書類

証明になる書類の例

  • marriage or civil union certificates(結婚証明書・もしくは日本の戸籍謄本の英訳
  • birth certificates for any children you share(子どもの出生証明書・もしくは日本の戸籍謄本の英訳
  • cards, letters, emails and social media conversations(手紙やEメール、SNS上での会話
  • photos together(一緒に写った写真
  • evidence that others recognise your relationship(他の人が、2人の関係を認識していることを証明できるもの・友人や家族からのリファレンスレターなど
  • evidence you make decisions and plans together(予定や決定事項を2人でしているという証明
  • evidence you parent together(2人で子育てしていることを証明するもの
  • evidence you spend leisure time together(2人で余暇を楽しんでいることを示すもの
  • a joint rental agreement or home loan(2人共同名義の賃貸や家のローン契約書
  • mail addressed to you together at the same place and time(同じ時期・場所に2人宛てに届いた手紙
  • joint bank accounts(2人共同名義の銀行口座
  • evidence you own assets together(2人で何か資産を共有していることを示すもの、家や車など
  • joint credit cards or hire purchase agreements(2人共同名義のクレジットカードや何か購入した記録など
  • joint utilities accounts, like power or phone bills(2人共同名義の電気や電話の契約書

NZ移民局の該当ページ

2人のパートナー関係を時系列にまとめたもの

これは必須ではありません。離れて暮らした期間があるなど説明した方がよさそうな場合は、いつ出会ってどこへ旅行したかなど、箇条書きで大丈夫なのでまとめておきましょう。

うちの場合は、1年間の遠距離恋愛をしていた期間があったので、離れて暮らしていた理由とともに2人のヒストリーをまとめて提出しました。簡単にまとめるといえど、旅行した時期などパスポートの記録と違っていては大変なので、調べながら書くのは思ったより時間がかかりました。

提出する場合は、早いうちからやっておくといいです。

パートナーが記入する申請用紙

ちょっと手間ですが、いったん用紙を印刷してからパートナーに書いてもらう必要があります。記入したものを、スキャンなどデータにしてアップロードします。(パートナーと一緒に住んでいるなら書いてもらえるでしょ、ということなのかな?)

用紙は、オンラインでビザ申請する画面の、各書類をアップロードするページから、ダウンロードして印刷できます。

 Form for Partners Supporting Partnership-Based Temporary Entry Applications (INZ 1146 注意:最新の書類は各自のオンラインビザ申請画面から確認してください。

今まで実際に提出した書類

カップル時代に提出した書類(カップル歴3年・子ナシ・友人が借りてる家の一部屋を間借り)

  • 大量の写真(できるだけ色んな国で撮ったものや、友人たちと写っているもの)
  • ニュージーランドへ来る前に旅行した時の航空券チケット
  • 銀行やIRDなどから届いた手紙(2人が一緒に住んでいる証明。あて先は個別だったけど、同時期に同じ住所へ届いたことが分かるものだったので出した)
  • 遠距離恋愛時代に、日本からオーストラリアへ送ったカード(日付スタンプあり)
  • 2人の出会いや旅行などタイムラインにまとめたもの
  • フラットメイトからのレター(2人が一緒に住んでいること、正真正銘のカップルということを書いてもらった。日本人以外の国籍の人にもお願いした)
  • 共同名義の銀行口座の残高ページを印刷したもの(2人の名前が連名で書いてある、これはニュージーランドへ来てすぐに作った。この口座にお金をいくらか入れてたけど、あまり使ってなかった)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

上記の書類を出したところ、足りないと言われて追加で出した書類が以下↓

  • わたし個人のNZ銀行口座の過去履歴をすべて印刷して提出(パートナーの個人口座へ定期的に送金していた証明。当時は家賃・電気代はパートナーが2人分まとめて払って、私の分はパートナーの口座に送金していた)
  • 2人の名前で契約している電気会社の会員ログインページ
  • レンタルDVD屋のメンバーシップカード(登録用の顔写真は2人まとめて撮影すればOKというものだったので出した)
  • NZアクティビティ会社のウェブサイト上で、2人の写真が載っているページ(新サービスのモニターとして参加した時の記事があった)
  • 追加で友人や大家さんからのリファレンスレター
  • いかに2人が愛し合っていて近い将来結婚も考えているという思いを力説した手紙(日本語では絶対に言わなさそうな熱烈な英語表現をたくさん使った。ビザ却下されたら本当に困ると思い必死。笑)

結婚してから提出した書類

  • 日本の戸籍謄本を英訳したもの(NZで結婚手続きはしていないので、英語の婚姻証明書は持っていない)
  • ニュージーランドで生まれた子どもの出生証明書(英語、私たちの名前が親のところに記載)
  • 2人共同名義の賃貸契約書
  • 2人共同名義の電気の契約
  • 結婚式や子どもと3人で写っている写真
  • 2人共同名義の銀行口座、残高ページの過去数ヶ月分

注:上記の証明が英語じゃない場合は、政府正式認定の翻訳者による英訳が必要です。

パートナービザ申請費用まとめ(前回の私の場合)

  • ビザ申請代  NZ$495
  • 健康診断 NZ$255
  • 血液検査 NZ$192
  • 戸籍謄本の和訳 NZ$89
  • 銀行口座履歴の印刷代 数ドル

合計NZ$1031くらい

これはクイーンズタウンでの場合です。健康診断の費用はクリニックによって変わり、クイーンズタウンは大きい都市よりも割高だという話も聞きました。

タイミングが合えば、健康診断もレントゲンも提出しなくてよいし、もしくはどちらも必要でさらに費用がかかる場合もあります。

ちなみに、日本国籍なら日本国内からパートナービザを申請すれば無料です。このために日本行きの航空券を買うことを考えると結局安くはないですが、もし一時帰国とのタイミングが合うならいいですよね。

ビザ申請費用は移民局ウェブサイトこちらのページから確認できます。

Nina
Nina
前はビザ申請費用が$300以下、血液検査も$100以下だったのに、たった数年で恐ろしいほど値上がりしてしまいました。

費用はこれからも上昇するだろうし、

ニュージーランド移住を目指すなら、行動するのは早ければ早い方がよさそうです。。

パートナービザは却下されることもある?

私のまわりでは、パートナービザが却下されたという話は聞きませんが、証明する書類が不十分でビザが降りなかったというニュースはちょこちょこ見ます。

私も上記のとおりカップル時代に、書類不十分でパートナービザを却下されかけたことが。

当時は、友人が借りているフラット(家)の一部屋に、2人で住んでいました。共同名義の銀行口座が1つある以外は、車の保険も共同ではないし、特に資産を共有の証明ができるものも無し。

ですが、遠距離期間も含めて付き合い期間は3年ほど、ニュージーランドで2年ほど一緒に住んでいたので、カップルとして認めてもらえない訳がないだろうと思い初めてのパートナービザを申請。

大量にあった2人で旅行した写真や、公的機関や銀行から届いた手紙など2人が同じ時期に同じ住所にこれまで住んでいた証明、共同名義の口座を持っている証明を送付したところ、ケースオフィサーからツッコミが。

これまでの2人のヒストリーはわかったけど、未来も一緒にいるという説得力に欠ける。もっと、資産共有していることを示す資料を送ってください

たいした資産共有もない中でどうやったら2人で経済シェアをしているのかという書類を必死にかき集めました。

共同名義の口座を提出したから大丈夫だろうと思い、ちょっと面倒に感じて提出しなかった(おい)銀行口座の過去履歴を印刷して提出。2人分の家賃を彼氏(今の旦那)がまとめて払い、私の分の家賃は旦那の銀行口座に毎週送金していたので、2人の間で定期的にお金のやりとりがあるという証明になり、どうにかパートナービザを取得できて一安心。

これまでの思い出や同居も大事ですが、お金に関することが最も説得力のある材料になるんだな、というのをこれまでの経験から感じました。

今後パートナービザを申請する可能性があるなら気をつけたいこと

カップルでニュージーランドに来るなら、パートナービザ取得の可能性を考えて、できるだけ2人の関係性を証明できる書類をたくさん集めておきましょう。

  • 一緒に予約した航空券の予約メールは消さない
  • 銀行や公的機関など、2人宛てに同時期・同住所に届いた手紙は捨てない(それぞれ個人宛てに届いたものでも、日付で同時期と分かるものはとっておく)
  • ふたり一緒&他の友人や家族との写真を撮影しておく
  • ニュージーランドへ到着したらすぐに共同名義の銀行口座を開設する
  • ある程度のまとまったお金をそこに入れておく
  • インターネットバンキングの履歴で分かるように共同名義の口座をひんぱんに利用する
  • 日本で一緒に住んでいたことを証明できるものがあるなら、すべて持ってくる
  • 日本の友人・家族で2人のことをよく知っている人にリファレンスレターを書いてもらえそうならお願いしておく(手紙には、日付と署名が必要です)
Nina
Nina
私たちの体験談が、これから申請する方の参考になれば嬉しいです。

この記事で紹介しているのは、あくまでも私たちの体験談です。

海外移住を検討している方は、専門家である移民アドバイザーに相談を。ビザについての個別アドバイスができるのは、専門資格がある移民アドバイザーのみと法律で決まっています。

記事のはじめにも書いたとおり移民法はどんどん改正されているので、必ず最新情報はニュージーランド移民局のサイトで確認しましょう。

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